1976-05-12 第77回国会 衆議院 文教委員会 第5号
これらに対して、その地域の住民の要望にこたえるような大学にするのかどうかという点ですが、私はこの設立準備委員会の構想を見ますと、たとえば地理的、風土的な事情によって、高知医科大学には生活環境研究センターというようなものを設立をいたしまして、肺吸虫症、ヒラリア症、甲状腺腫、アルコール中毒、ハウス病、白ろう病あるいは潜水病、それから近親結婚が多いものですから特殊遺伝症等の部門を設立する構想が出ておるのでございますが
これらに対して、その地域の住民の要望にこたえるような大学にするのかどうかという点ですが、私はこの設立準備委員会の構想を見ますと、たとえば地理的、風土的な事情によって、高知医科大学には生活環境研究センターというようなものを設立をいたしまして、肺吸虫症、ヒラリア症、甲状腺腫、アルコール中毒、ハウス病、白ろう病あるいは潜水病、それから近親結婚が多いものですから特殊遺伝症等の部門を設立する構想が出ておるのでございますが
こう書いてありますけれども、わかりやすくいえば、太平洋地域、特に東南アジアにおける肺吸虫の分類と生態に関する研究です。それから奈良県立医科大学、これは安澄権八郎教授、解剖学ですね。佐々木研究所、これは吉田富三所長、ガン細胞を使った細胞遺伝学、染色体の研究。こんなふうに言ったほうがわかりやすいのです。それから東京医科歯科大学、これは加納六郎教授、医動物学。研究項目は、衛生上有害なハエ類の研究。
九州大学は、腸管平滑筋細胞の生物物理学的研究、もう一つは、中南米の肺吸虫の研究。松下調査研究所というのは、どうも私どもの手元ではわかりませんで、不明でございます。長崎大学は、哺乳動物と人のピルゼン酸及びアルファケトグルタール酸脱水素酵素群に関する研究。
母子衛生対策等にきめられました法律がもう七十幾つ関連の法律がございまして、いまのような事件的あるいは何か異常があるというような動機は、私の知っている範囲では、ほとんど臨床方面の方がこれを取り上げて、そうしてその病院なり診療所なりの先生が、これはおかしいぞと思う、その動機から問題が提起されているというのが実態でございまして、行政の上で、集団検診等を通じましても、まれに結核だと思いながら、それが寄生虫だった、肺吸虫
○小柳勇君 この資料には載ってないんですけれども、ことしから研究契約がなされた「太平洋地域特に東南アジアにおける肺吸虫の分類及び生態に関する研究」というのがあります。これも日本としては非常にりっぱな研究ではないかと思うんですけれども、これを学者がなぜこういう契約を受け得ることを知ったかといいますと、米軍担当官とパーテーで会って研究の話をしたら、こういう金があるぞとおっしゃった。